明日が葬儀!急な訃報で最低限揃えるべきものは?時間がない中で「失礼のない参列」を叶える準備リスト


「明日が葬儀なのに、着ていく服がない」「何を持っていけば失礼にならないの?」と、突然の知らせに戸惑っている方も多いはずです。お別れの場は急に訪れるものですが、マナーを欠いた装いでは、ご遺族に対して失礼になってしまうだけでなく、自分自身も会場で居心地の悪い思いをしてしまいます。

時間が限られている中でも、これだけは押さえておくべき「最低限の準備リスト」をまとめました。深夜や早朝でも対応できる代替案も併せて解説します。


1. 【服装チェック】最優先で準備すべき身の回り品

葬儀・告別式への参列は、原則として「準喪服(ブラックフォーマル)」が基本です。

喪服(アンサンブル・ワンピース)

まずはクローゼットを確認しましょう。黒いスーツであっても、ビジネス用のリクルートスーツは色が薄く、葬儀の場では浮いてしまうことがあります。

  • どうしてもない場合: 濃紺やチャコールグレーなど、限りなく黒に近いダークスーツで代用します。スカート丈は必ず膝が隠れるものを選んでください。

  • 深夜・早朝の調達: 大手スーパーのフォーマルコーナーや、一部の紳士服量販店では当日受け取りが可能です。どうしても間に合わない場合は、レンタル業者や即日発送のネットショップを確認しましょう。

足元の準備(ストッキング・靴)

ここは「うっかりマナー違反」が最も多いポイントです。

  • ストッキング: 肌が透ける程度の「黒」を用意します。厚手のタイツは避けましょう。コンビニエンスストアでも「法事用」「黒ストッキング」として販売されていることが多いので、予備を含めて2足買っておくと安心です。

  • 靴: 装飾のない黒のパンプスです。エナメルやスエード、ヒールが高すぎるものは避けます。もし手持ちに華美な靴しかない場合は、駅ナカの靴店や量販店でシンプルな黒パンプスを急ぎで購入しましょう。


2. 【持ち物リスト】これがないと困る3種の神器

葬儀会場に到着してから慌てないよう、バッグの中身を揃えましょう。

① 香典(こうでん)と香典袋

  • 香典袋: 宗教が不明な場合は「御霊前」と書かれたもの(蓮の花の絵がないもの)を選べば、多くのケースで失礼になりません。

  • お札: 新札は「不幸を予期していた」とされるため、あえて古いお札(使用感のあるお札)を包みます。新札しかない場合は、一度折り目をつけてから包みましょう。

  • 筆記用具: 名前は必ず「薄墨(うすずみ)」の筆ペンで書きます。コンビニで専用の筆ペンが売られているので、普通の黒マジックで書かないよう注意してください。

② 数珠(じゅず)

仏式の葬儀では必須の持ち物です。基本的には自分の宗派のものを使いますが、持っていない場合は、どの宗派でも使える「略式数珠」をひとつ持っておくと重宝します。貸し借りはマナー違反ですので、家族のものを借りるのではなく、自分専用のものを用意しましょう。

③ 袱紗(ふくさ)

香典袋をそのまま鞄から出すのはマナー違反です。必ず「ふくさ」に包んで持参しましょう。弔事用には、紫、紺、グレーなどの寒色系を選びます。紫色は慶弔両用で使えるため、ひとつ持っておくと非常に便利です。


3. 【身だしなみ】忘れがちな細部の仕上げ

服装や持ち物が完璧でも、髪型やメイクで印象が変わってしまいます。

  • ヘアスタイル: 髪が長い方は、耳より下の低い位置で一つにまとめます。派手なヘアゴムしか手元にない場合は、100円ショップやコンビニでシンプルな黒のゴムやバレッタを調達しましょう。

  • ネイル: 派手なジェルネイルが落とせない場合は、黒のフォーマル手袋を着用します。これはお焼香の際も外さなくて良いマナーとされています。

  • ハンカチ: 白、または黒の無地を用意します。タオル地や派手な柄物は避け、控えめなものを選んでください。


4. 時間がない時の「最終手段」と注意点

どうしても準備が間に合わない場合でも、これだけは守ってください。

  • 「光るもの」を徹底的に排除する: 金色のアクセサリー、光る時計、バッグの金具など、光を反射するものはすべて外します。

  • コンビニを活用する: 最近のコンビニは非常に優秀で、香典袋、薄墨筆ペン、黒ストッキング、簡易的な数珠、ふくさまで揃う店舗が多いです。移動途中に立ち寄って不足分を補いましょう。

  • 清潔感を最優先する: 完璧な喪服でなくても、シワを伸ばし、靴を磨き、控えめなメイクで参列すれば、故人を悼む気持ちは伝わります。


まとめ:落ち着いて「心からのお見送り」を

急な訃報に慌ててしまうのは、それだけ故人を大切に思っている証拠です。服装や小物のマナーを整えることは、自分のためではなく、ご遺族の悲しみに寄り添い、場を乱さないための配慮です。

まずはこのリストを上からチェックし、足りないものを明確にしましょう。一つずつ準備を整えていけば、明日の葬儀には自信を持って参列できるはずです。


葬儀の服装で悩む女性へ。急な参列でも失敗しないマナーと準喪服の選び方