結婚式ご祝儀の相場(友人編)|いくら包む?マナーと失礼にならないポイント
はじめに:友人の結婚式、いくら包めばいいの?
仲の良い友人から結婚式の招待状が届くと、嬉しい気持ちと同時に
「ご祝儀っていくら包むのが正解?」
「ほかの人と金額が違って失礼にならないかな?」
と悩む方は多いですよね。
この記事では、友人として出席する場合のご祝儀相場や、包み方・マナー・注意点を詳しく解説します。
1. 友人の結婚式ご祝儀の相場
一般的な相場
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3万円がもっとも多い金額です。
日本全国で平均的な相場として定着しており、友人関係であればほとんどの方が3万円を包みます。
関係性による目安
| 関係性 | ご祝儀相場 |
|---|---|
| 一般的な友人 | 3万円 |
| 親しい親友 | 3〜5万円 |
| 学生・20代前半など収入が少ない場合 | 2万円(ペア出席なら1人2万円ずつも可) |
| 職場の同僚・同期 | 2〜3万円 |
💡 ポイント:
2万円は「偶数だから縁起が悪い」と言われることもありますが、
「2人で一つになる」という意味で最近では許容されています。
2. ご祝儀袋の選び方と書き方
ご祝儀袋の選び方
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友人の場合は、カジュアルすぎず上品なデザインがおすすめ。
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金額に応じて袋のグレードを変えるのがマナー。
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2〜3万円 → 水引が印刷されたものや控えめな飾りの袋
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5万円以上 → 豪華な水引や金銀の飾り付き
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表書きの書き方
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表面:「寿」「御結婚御祝」「御祝」など
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名前:フルネームで楷書体(丁寧に)
中袋の書き方:
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表に金額、裏に住所と氏名を記入
3. ご祝儀の中身・お札の入れ方
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新札(ピン札)を用意するのがマナー。
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向きをそろえ、肖像画が上にくるように入れる。
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旧札や折れたお札は「事前に準備していなかった印象」を与えるため避けましょう。
💡 新札は銀行や郵便局の窓口で「新札に両替してください」と伝えると交換してもらえます。
4. 複数人でまとめて贈る場合
仲良しグループや同僚チームなど、連名でご祝儀を出す場合は次のようにします。
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金額の合計が「一人あたり3万円」になるように調整(例:3人で9万円など)
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代表者を1人決めて、表書きに「〇〇一同」と書く
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中袋や別紙に全員の名前を記入
5. 欠席するときのご祝儀マナー
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招待を受けた後に欠席する場合でも、1万円程度のご祝儀を渡すのが一般的。
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親しい友人なら2万円+お祝いの品というケースもあります。
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当日キャンセルの場合は、料理代などを考慮して出席時と同額を包むのがマナー。
6. ご祝儀マナーで気をつけたいNG行動
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お札が旧札・シワシワのまま
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ご祝儀袋の金額に合わない安っぽい封筒
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金額の数字を「¥」などで書く(正式には「金参萬円」など)
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封をのり付けしないまま持参
💡 細かな部分ほどマナーが出ます。「友人だからいいか」と油断せず、丁寧に準備しましょう。
まとめ:心を込めたご祝儀で祝福を伝えよう
友人の結婚式は、一生に一度の大切な日。
ご祝儀の金額よりも、「おめでとう」という気持ちを込めることが何より大切です。
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一般的な相場は3万円
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新札で丁寧に包む
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ご祝儀袋や表書きもマナーを守る
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欠席時は1〜2万円を目安に
相手への思いやりを大切に準備すれば、失礼のない素敵なお祝いができます。