💌 気持ちが伝わる!招待状に添える「一言コメント」例文集とマナー
結婚式の招待状は、ゲストへ正式に結婚を報告し、大切な日への期待感を高めるための大切なアイテムです。
しかし、印刷された定型文だけでは、日頃の感謝や「あなたに来てほしい」という特別な気持ちが伝わりにくいと感じる方もいるでしょう。そこで活用したいのが、招待状の返信ハガキや封筒、あるいは同封する付箋などに手書きで添える「一言コメント」です。
この一言があるかないかで、ゲストの喜びや感動は大きく変わります。この記事では、ゲストの立場ごとに、心に響く一言コメントの例文と、失礼のないためのマナーを詳しくご紹介します。あなたの感謝の気持ちが伝わる、パーソナルな招待状を作りましょう。
1. 招待状に一言コメントを添える「基本のマナー」
ゲストへの気持ちを伝えるためのコメントですが、いくつか守りたいマナーがあります。
📝 コメントを添える場所とペン
返信ハガキの宛名面(差出人住所の下など):最も一般的なスペースです。
招待状本状(余白):スペースがあれば小さく添えてもOK。
付箋・メッセージカード:親しい友人など、特に気持ちを伝えたい相手には、小さな別紙に手書きメッセージを添えて同封すると丁寧です。
使用する筆記具:黒または濃い青の万年筆、サインペンなど、消えないインクで丁寧に書くのが基本です。
🙅♀️ 避けるべきNGワード
お祝いのメッセージなので、**「忌み言葉(重ね言葉や不幸を連想させる言葉)」**は避けてください。
| 忌み言葉 | 避ける理由 | 代替表現 |
| 終わる、切る、別れる | 縁が切れることを連想させる | 新しい門出、結ばれる |
| 繰り返す、重ね重ね、たびたび | 再婚を連想させる(重ね言葉) | -(使わない) |
| 忙しい、お体にお気をつけて | 不安や体調不良を連想させる | 健やかにお過ごしください |
🖊️ コメントの量とトーン
量:あくまで「一言」なので、1~3行程度に収めるのがスマートです。
トーン:親しい間柄には少しくだけた表現も可能ですが、目上の方には丁寧な敬語を使いましょう。
2. 【ゲスト別】心に響く一言コメント例文集
ゲストの立場や関係性に応じて、メッセージの内容を工夫しましょう。
👨💼 会社の上司・恩師へ(丁寧な敬語で)
日頃の感謝と、主賓や乾杯の発声など役割をお願いする場合はその旨を記載します。
「〇〇部長には大変お世話になりました。当日は**ご挨拶(ご祝辞)**をいただけると幸いです。」
「先生にお見守りいただければ、大変心強く存じます。お忙しい中恐縮ですが、ぜひご出席いただけると嬉しいです。」
「日頃より温かいご指導をいただき心より感謝申し上げます。ささやかではございますが、感謝の気持ちを込めた一日にお越しください。」
🤝 同僚・先輩・後輩へ(丁寧さに親しみを込めて)
職場での交流に感謝し、当日を楽しみにしている気持ちを伝えます。
「いつもサポートしてくれてありがとう!〇〇さんと一緒にお祝いできるのを心から楽しみにしています。」
「部署が離れても仲良くしてくれてありがとう。当日はゆっくり楽しんでくださいね。」
「仕事の相談にも乗ってくれて感謝しています。ぜひ晴れ姿を見に来てね!」
👯♀️ 親友・大切な友人へ(親しみと特別な思いを込めて)
最も親しい間柄だからこそ、特別な思いが伝わるように書きます。
「一番の親友である〇〇に証人になってほしいんだ。絶対に来てね!」
「結婚が決まったとき、一番に報告したかった〇〇に来てもらえるのが本当に嬉しいよ。」
「受付をお願いしたいのですが、ぜひ力を貸してください!よろしくね。」(**※**役割を依頼する場合は、事前に電話などでお願いしてから記載するのがマナーです。)
👨👩👧👦 親族・いとこへ(感謝とこれからもよろしくお願いします、の意を込めて)
親族には、家族として見守ってきてくれたことへの感謝を伝えます。
「いつも温かく見守ってくださりありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。」
「〇〇おじ様(おば様)に夫婦の姿を見ていただけることを楽しみにしています。」
「**〇〇ちゃん(いとこ)**とも久しぶりに会えるのを楽しみにしてるね!」
3. 【状況別】具体的なメッセージの工夫と例文
招待状を送るゲストの個別の状況に合わせて、メッセージを調整しましょう。
👶 お子様連れのゲストへ
「お子様も歓迎している」というメッセージを添えると、安心して出席できます。
「〇〇ちゃん(お子様の名前)にも会えるのを楽しみにしています。どうぞご家族でお越しください。」
「当日はキッズスペースも用意する予定です。気兼ねなく楽しんでいただけたら嬉しいです。」
遠方から来てくれるゲストへ
交通費や宿泊費の負担を気遣う一言を添えます。
「遠方よりお越しいただくことになり、大変恐縮です。当日はゆっくりお過ごしください。」
「旅費をご負担いただくことになりますが、〇〇さんに会えるのを楽しみにしています。」
役割をお願いしたゲストへ
受付、スピーチ、余興などを依頼したゲストには、感謝とねぎらいの言葉を添えます。
「受付をお願いしてごめんなさい。本当にありがとう。心から感謝しています。」
「スピーチありがとうございます!最高の1日になるよう、お力添えをお願いします!」
一言コメントは、あなたとゲストの関係性を深めるための、魔法のスパイスです。心を込めて手書きで添えれば、きっとその温かい気持ちはゲストに伝わり、結婚式当日をより特別な一日にしてくれるでしょう。