香典マナー:葬儀後の御礼メールの書き方と例文
葬儀に参列していただいた方や香典をいただいた方には、葬儀後にお礼の気持ちを伝えることが大切です。直接会ってお礼を伝えられない場合は、メールでの御礼も失礼にあたりません。
この記事では、香典をいただいた後に送る御礼メールのマナーと例文を紹介します。
1. 香典後の御礼メールのマナー
① 件名はわかりやすく
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「○○(故人の名前)葬儀へのご参列ありがとうございました」
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「御香典をいただき、ありがとうございました」
② 冒頭は簡潔にお礼を
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「このたびはご多忙の中、○○の葬儀にご参列いただき、誠にありがとうございました」
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「ご丁寧に御香典を賜り、厚く御礼申し上げます」
③ 故人への思いを簡単に添える
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「生前は格別のご厚情を賜り、家族一同心より感謝申し上げます」
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「○○もきっと喜んでいることと思います」
④ 結びの言葉で丁寧に
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「今後とも変わらぬご厚誼を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます」
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「略儀ながらメールにて御礼申し上げます」
2. 香典御礼メールの例文
例文① 基本的な文例
件名:○○(故人の名前)葬儀へのご参列ありがとうございました
○○様
このたびはご多忙の中、○○(故人の名前)の葬儀にご参列いただき、誠にありがとうございました。
また、ご丁寧に御香典まで賜り、心より御礼申し上げます。
生前中は格別のご厚情を賜り、家族一同深く感謝しております。
略儀ながらメールにて御礼申し上げます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
○○(自分の名前)
例文② 親しい関係向け
件名:○○(故人の名前)葬儀の御礼
○○様
このたびは○○(故人の名前)の葬儀にご参列いただき、ありがとうございました。
ご丁寧に御香典までいただき、家族一同心より感謝しております。
○○もきっと安心していることと思います。
簡単ではございますが、メールにて御礼申し上げます。
今後ともよろしくお願いいたします。
○○(自分の名前)
3. 送るタイミング
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葬儀後 1週間以内 が目安
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遅れる場合は「ご連絡が遅くなり申し訳ありません」と一言添える
まとめ
香典後の御礼メールは、簡潔で丁寧、感謝の気持ちが伝わる文面 がポイントです。
件名・冒頭・本文・結びの順で整理し、略儀であっても心を込めて送ることが大切です。
ビジネスシーンでも使える基本文例と、親しい関係向けの例文を参考に、状況に応じてアレンジしてください。