ネットで5分!弔電の送り方ガイド|当日・翌日の葬儀に間に合わせる手配のコツ


大切な方の訃報は、いつも突然届くものです。遠方に住んでいたり、どうしても仕事の外せない用事があったりと、通夜や葬儀に直接駆けつけることができないケースは少なくありません。

「今からでも間に合うだろうか」「失礼のない文章はどう作ればいいのか」と焦ってしまう方も多いはず。しかし、現在はインターネットを利用すれば、スマートフォン一つで最短5分もあれば弔電(電報)の手配が完了します。

この記事では、急な葬儀でも失敗しない弔電の送り方、マナー、そして即日配達を成功させるためのポイントを、初心者の方にも分かりやすく解説します。


1. 弔電の手配を急ぐべき理由とタイムリミット

弔電は、葬儀の最中に「弔電奉読」として紹介されることがあります。そのため、会場に届くタイミングが非常に重要です。

  • 理想的な到着時間: お通夜、または葬儀・告別式の開始時刻の数時間前。

  • 当日配達の目安: 多くのネット電報サービスでは、午前中の申し込みで当日午後、午後の申し込みで翌朝の配達が可能です。

もし葬儀まで時間が全くない場合は、斎場(葬儀場)に直接電話し、何時までなら弔電の受け取りや奉読が間に合うかを確認するのが最も確実な対策です。


2. 失敗しない!弔電手配の4ステップ

ネットで申し込む際、以下の情報を手元に準備しておくと、入力をスムーズに終えることができます。

ステップ1:情報の整理

  • 斎場の住所・電話番号: 自宅葬でない限り、葬儀が行われる式場へ送ります。

  • 葬儀の日時: 受付開始時間を把握しておきます。

  • 喪主のお名前: 宛名は基本的に喪主名にします。

  • 故人と自分の関係性: 文面や敬称(呼び方)を決める際に必要です。

ステップ2:台紙(カバー)を選ぶ

弔電の台紙には、落ち着いたデザインのカードタイプから、押し花、刺繍、布張り、さらにはプリザーブドフラワー付きのものまであります。

  • 一般的・ビジネス: シンプルな刺繍や押し花の台紙(3,000円〜5,000円前後)

  • 親しい友人・親族: プリザーブドフラワーやお線香付きのセット(5,000円〜10,000円前後)

ステップ3:メッセージ(文例)の作成

ネット電報サービスの多くには、あらかじめテンプレート(定型文)が用意されています。これを利用すれば、言葉選びに迷うことなく、マナーを守った文章が即座に完成します。

ステップ4:支払いと注文確定

クレジットカード決済やキャリア決済を利用すれば、その場ですぐに注文が確定し、配送工程へと進みます。


3. 葬儀の電報で必ず守るべきマナーと禁句

お悔やみの場では、日常とは異なる「言葉のルール」があります。ご遺族に不快な思いをさせないよう、最低限のポイントを押さえておきましょう。

敬称の使い分け(故人の呼び方)

弔電では、故人を直接的な名前ではなく、喪主から見た関係性に基づく敬称で呼びます。

  • 相手の父: ご尊父(そんぷ)様、お父様

  • 相手の母: ご母堂(ぼどう)様、お母様

  • 相手の夫: ご令尊(れいそん)様、ご主人様

  • 相手の妻: ご令室(れいしつ)様、奥様

避けるべき「忌み言葉」

不幸が続くことを連想させる言葉や、死を直接的に表現する言葉は避けるのがマナーです。

  • 重ね言葉: 重ねがね、たびたび、再三、ますます

  • 直接的な表現: 死亡(→ご逝去)、生きている(→生前)


4. 宗教別・そのまま使える短い文例集

文章が思い浮かばない時は、以下のフレーズを参考にしてください。ネット申し込み時にコピー&ペーストして調整するだけで、心のこもったメッセージになります。

【仏式(最も一般的)】

「〇〇様のご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申し上げます。生前のご厚情に深く感謝し、安らかなご冥福を心よりお祈りいたします。」

【神道(神葬祭)】

「御霊(みたま)のご平安を心よりお祈り申し上げます。ご家族の皆様が一日も早く健やかな日々を取り戻されますよう願っております。」

【キリスト教】

「〇〇様の安らかな眠りをお祈りいたします。神の御許に召された〇〇様の平安と、ご家族への慰めを心よりお祈り申し上げます。」


5. コストパフォーマンスと信頼性で選ぶ電報サービス

昔は電話(115番)での申し込みが主流でしたが、現在はインターネット専用の電報サービスが、安価で種類も豊富なため選ばれています。

  • 料金の仕組み: 「台紙代 + 文字数料金 + 送料」がかかる従来型に対し、ネット電報は「文字数制限なし・送料無料」の一律料金を設定しているところが多く、予算が立てやすいのが特徴です。

  • 付加価値: お線香を添えて送ることができるタイプは、香典を辞退されている葬儀でも「お供え物」として受け取ってもらいやすいため、近年非常に人気が高まっています。


6. まとめ:急ぎの時こそ、落ち着いて正確な入力を

弔電は、単なる事務的な連絡ではなく、あなたの「悲しみに寄り添いたい」という気持ちを形にしたものです。

たとえ5分で手配したとしても、マナーを守り、故人を偲ぶ言葉を選べば、その想いは必ずご遺族に伝わります。まずは斎場の場所と時間を再確認し、信頼できるネットサービスから一歩踏み出してみましょう。

もし、どうしても葬儀に間に合わないと分かった場合は、無理に電報を打つのではなく、初七日や四十九日などのタイミングに合わせ、お悔やみ状を添えたお供え物を送るのが大人の振る舞いです。


心を込めた弔電の送り方|マナー・文例・お悔やみの言葉を徹底解説