互助会と葬儀保険、どっちが正解?損をしないために知っておくべき決定的な違い
「そろそろ自分の葬儀の準備を始めよう」と考えたとき、多くの人がまず思い浮かべるのが「互助会」と「葬儀保険(少額短期保険)」ではないでしょうか。
どちらも将来の葬儀費用に備えるためのサービスですが、その仕組みやメリットは全く異なります。安易に選んでしまうと、「いざという時に使いたかった場所で使えない」「思っていたより追加費用がかかってしまった」と後悔することになりかねません。
この記事では、互助会と葬儀保険の決定的な違いを徹底比較し、あなたがどちらを選ぶべきか、判断するための基準を分かりやすく解説します。
1. 互助会と葬儀保険、根本的な仕組みの違い
まずは、それぞれの基本的な仕組みを整理しましょう。
互助会は「サービスの予約」
互助会は、毎月数千円程度の積み立てを数年間行い、将来の葬儀サービスを一定の割引価格で受けるシステムです。「お金を貯める」というよりは、「葬儀セットを予約購入する」というイメージに近いです。
葬儀保険は「現金の確保」
葬儀保険は、掛け金を支払うことで、万が一の際に「現金(保険金)」を受け取る仕組みです。受け取った現金の使い道は自由で、葬儀費用だけでなく、お布施や会食、未払いの医療費の支払いなどにも充てることができます。
2. 徹底比較!互助会 vs 葬儀保険
どちらが自分に合っているか、4つの項目で比較してみましょう。
| 比較項目 | 互助会(積立) | 葬儀保険(保険) |
| 受け取るもの | 葬儀サービス(物品・儀式) | 現金(保険金) |
| 葬儀社の選択 | 加入した互助会の提携先に限定 | 全国どこの葬儀社でも自由 |
| お布施・会食 | 原則として対象外(別途現金が必要) | 保険金から自由に支払える |
| 加入のしやすさ | 誰でも加入できることが多い | 健康状態の告知が必要(緩和型もあり) |
| 倒産リスク | 供託金制度があるが全額保証ではない | 供託金に加え、指定業者による保護あり |
互助会のメリット・デメリット
メリット: 物価が上昇しても、契約時のサービス内容が保証される(物価変動に強い)。また、同族の結婚式などにも利用できるケースがあります。
デメリット: 葬儀社が指定されるため、場所や好みが変わっても変更しづらい。解約時に高額な手数料が発生することがある。
葬儀保険のメリット・デメリット
メリット: とにかく「現金」が手に入るため、火葬式から一般葬まで、その時の状況に合わせて柔軟に葬儀を選べる。解約が容易で、引っ越しをしても影響がない。
デメリット: 掛け捨て型が多いため、長生きをすると支払った合計額が受取額を上回る(元本割れ)可能性がある。
3. あなたはどっち派?タイプ別診断
互助会が向いている人
地域の特定の葬儀社を利用することが決まっている
冠婚葬祭全般に備えておきたい
健康状態に不安があり、保険の審査に通るか心配
確実に「葬儀という形」で準備を残したい
葬儀保険が向いている人
家族に「現金」を渡して、負担を最小限にしたい
葬儀社を自由に選びたい(比較して安いところを探したい)
家族葬や一日葬など、コンパクトな葬儀を希望している
お布施や法要の費用まで含めてカバーしたい
資産運用は別で行っており、葬儀費用だけスマートに準備したい
4. 知っておきたい「追加費用」の落とし穴
どちらを選んでも注意が必要なのが「追加費用」です。
互助会の積立だけで葬儀のすべてが完結することは稀です。祭壇や棺はセットに含まれていても、ドライアイス代、搬送費、お布施、飲食代などは追加で請求されることが一般的です。
一方、葬儀保険の場合は、想定していた葬儀費用よりも実際の見積もりが高くなってしまう可能性があります。
どちらを利用する場合でも、「自分が希望する形式の葬儀には、合計でいくらかかるのか」を事前に複数の葬儀社から見積もりを取って把握しておくことが、最大の節約術となります。
まとめ:自分らしい最期のために
互助会と葬儀保険、どちらが「正解」かは、あなたのライフスタイルや家族構成、そして「どのようなお別れをしたいか」によって決まります。
もし、「特定の場所に縛られたくない」「家族がすぐに使える現金を用意したい」と考えるなら、柔軟性の高い葬儀保険が有力な選択肢になるでしょう。逆に、「近所の葬儀社が決まっていて、サービス内容も納得している」なら、互助会が安心かもしれません。
後悔しないためには、今のうちからパンフレットを取り寄せたり、無料相談を活用したりして、具体的な数字を比較してみることが大切です。
まずは、ご自身の年齢で月々いくらの掛け金になるのか、葬儀保険の無料見積もりから始めてみませんか?