香典返しで絶対外さない!消えもの・カタログギフト厳選20選【相手別】


「葬儀の後に贈る香典返し、どんな品物を選べば失礼がないだろう?」

「親族や上司、友人など、相手によって喜ばれるものは違うはず……」

大切な方を見送った後、悲しみの中で進めなければならない香典返しの準備。いざ品物を選ぼうとしても、マナーや相場、相手の好みを考えると、何を選べばよいか迷ってしまいますよね。

香典返しには「不祝儀を後に残さない」という考え方から、使ってなくなる「消えもの」を選ぶのが古くからの習わしです。しかし、最近ではライフスタイルの変化に伴い、相手が好きなものを選べる「カタログギフト」も非常に高い支持を得ています。

この記事では、マナーをしっかり守りつつ、相手の方に心から喜んでいただける香典返しの品物を、厳選して20個ご紹介します。贈る相手別のポイントも詳しく解説しますので、もう品物選びで迷うことはありません。


1. 香典返しの基本マナーと品物選びのルール

具体的な品物を見る前に、まずは最低限押さえておきたい基本を確認しましょう。ここを間違えないことが、お返しにおける最大の誠意となります。

「消えもの」が選ばれる理由

香典返しには、食べたり使ったりすることでなくなる「消えもの」を選ぶのが一般的です。これは「悲しみをいつまでも残さないように」という願いが込められているためです。

避けるべき「タブー」の品

  • 四つ足生臭もの: 殺生を連想させる「肉」や「魚」は、仏教の教えから避けるのが通例です。

  • 慶事を連想させるもの: お酒や、昆布(よろこんぶ)などは、お祝い事のイメージが強いため基本的には控えます。

金額の相場は「半返し」

いただいた香典の額の3分の1から半分程度が目安です。例えば1万円の香典をいただいた場合は、3,000円〜5,000円程度の品物を用意します。


2. 【親族・親戚へ】安心感と上質さを重視した5選

親戚の方へは、家族みんなで楽しめるものや、日持ちのする上質な品が喜ばれます。

  1. 老舗ブランドの焼き菓子セット: 個包装で賞味期限が長く、お茶の間の定番として親しまれます。

  2. 高級海苔・佃煮の詰め合わせ: 朝食の供として重宝される海苔は、軽くて日持ちもするため香典返しの王道です。

  3. こだわりの国産銘茶: 「お茶を飲んで故人を偲ぶ」という意味もあり、特に年配のご親戚に定評があります。

  4. ブランド米の食べ比べセット: 毎日の食事に欠かせないお米は、真空パックされた小分けタイプが人気です。

  5. 梅干し・漬物セット: 食卓を彩る一品として、自分ではなかなか買わない高級な梅干しは喜ばれるポイントです。


3. 【会社上司・目上の方へ】礼儀と品格を伝える5選

目上の方へは、伝統的なマナーを重視しつつ、質の良さが伝わる品物を選びましょう。

  1. 老舗専門店のドリップコーヒー: 仕事の合間に一息つける本格的なコーヒーは、現代の定番ギフトです。

  2. 今治タオルなどの高級タオルセット: 「不幸を洗い流す」という意味を持つタオル。上質な肌触りは、暮らしを豊かにします。

  3. お吸い物・スープの詰め合わせ: お湯を注ぐだけで本格的な味が楽しめる最中(もなか)タイプのお吸い物は、見た目も上品です。

  4. 季節のフルーツゼリー: 上品な甘さで、世代を問わず召し上がっていただける安心の品です。

  5. 和三盆や干菓子のセット: 控えめで上品な甘さの和菓子は、弔事の席にもふさわしい格式高い印象を与えます。


4. 【友人・同僚へ】現代的で実用的な5選

友人や同僚など、親しい間柄の方へは、日常で使えるおしゃれで実用的なものが好まれます。

  1. ボタニカル素材の洗剤ギフト: 環境や肌に優しい洗剤は、実用的でありながら現代的な気配りを感じさせます。

  2. 個包装のフリーズドライスープ: 忙しい朝に便利なスープセットは、若い世代の同僚に非常に喜ばれます。

  3. 有名パティスリーのクッキー缶: 少し贅沢な気分を味わえるスイーツは、女性の多い職場などにも最適です。

  4. ハンドソープ・バスソルトセット: 香りが控えめで質の高いバスグッズは、心身を癒やす贈り物になります。

  5. ドライフルーツ・ナッツの詰め合わせ: 健康意識の高い方へ、日持ちがして手軽に食べられるヘルシーなギフトです。


5. 【迷った時の決定版】カタログギフト5選

「相手の好みがわからない」「高額な香典をいただいた」という場合に、最も失敗がないのがカタログギフトです。

  1. 弔事専用カタログギフト: 表紙や内容が落ち着いたトーンで統一されており、マナーを重視する場面で安心です。

  2. グルメ特化型カタログ: 「形に残るものはいらない」という方へ、産地直送の美食を楽しんでいただけます。

  3. 百貨店ブランドのカタログ: 有名百貨店の名前があるだけで、贈られた側の安心感と信頼度が高まります。

  4. 体験型ギフトを含むカタログ: レストランでの食事や日帰り温泉など、思い出という「消えもの」を贈るスタイルです。

  5. 北欧・インテリア雑貨カタログ: 一人暮らしの方や、こだわりを持つ友人へ、好きなアイテムを選んでもらえる楽しさがあります。


6. 香典返しを贈るタイミングと「挨拶状」の重要性

品物が決まったら、発送の時期を再度確認しましょう。

一般的には、四十九日の法要を終えた**「忌明け(きあけ)」のタイミングで発送します。この際、単に品物を送るのではなく、必ず「挨拶状(お礼状)」**を添えるのがマナーです。

挨拶状では、

  • 会葬や香典に対する感謝

  • 四十九日法要が無事に終了したことの報告

  • 書面での挨拶になることへのお詫び

    を伝えます。文章には「句読点(、。)」を使わないのが伝統的な書き方ですので、専門のギフトショップなどで定型文を確認しながら作成することをおすすめします。


まとめ:真心が伝わる香典返しを

香典返しは、故人を想ってくださった方々へ感謝を伝える大切な機会です。「消えもの」を中心とした伝統的な品物でも、自由度の高いカタログギフトでも、相手の立場に立って選んだものであれば、その真心は必ず伝わります。

今回ご紹介した20選を参考に、四十九日の節目にふさわしい、心のこもった品物を選んでみてください。滞りなく準備を進めることが、故人への何よりの供養にも繋がります。

この記事が、あなたの香典返し選びの不安を解消する助けになれば幸いです。



葬儀の香典返しで迷わない!マナーと相場、失敗しない品物選びの完全ガイド