香典袋の包み方:折り方のコツ|失礼にならない丁寧なマナー


葬儀や法事で香典を渡すとき、香典袋の包み方や折り方で悩む方は多いものです。
「中袋の折り方はどうするの?」「上包みはどこから折ればいい?」と迷ってしまい、慌ててしまうこともあります。

この記事では、香典袋の正しい包み方と折り方のコツをわかりやすく解説します。
初心者でも失礼なく渡せるよう、順序に沿って丁寧に説明します。


香典袋の構造を理解しよう

香典袋は基本的に以下の構造です。

  1. 中袋
     - 現金を入れる袋
     - 金額を書いたり、お札を揃える場所

  2. 上包み(外袋)
     - 中袋を包む表紙
     - 表書きや名前を書く場所

まずは中袋と上包みの関係を理解すると、折り方がスムーズになります。


中袋の折り方のコツ

  1. お札を揃える
     - 新札でなくても問題ありませんが、折り目や向きを揃えると丁寧です

  2. 中袋の上部を折り返す
     - 上側を2~3センチほど内側に折り返します

  3. 中袋の口をしっかり閉じる
     - 糊付けは不要ですが、折り返しをきれいに揃えて中に納めます

  4. 金額を書いた場合は裏面に
     - 金額は中袋の裏面に記入するのが一般的です


上包み(外袋)の折り方のコツ

  1. 中袋を外袋に入れる
     - 上包みの中心に中袋を揃えて入れます

  2. 下側を折る
     - 下の部分を手前に折り込みます

  3. 上側を折る
     - 上の部分を下に重ねる
     - 日本の慣習では「上が下に重なる」形にします(弔事では「水引が上に重ならない」よう注意)

  4. 左右の折りを整える
     - 余白が出ないように丁寧に揃える

  5. 水引をかける
     - 仏式なら白黒、宗派により黄白もあり
     - 結び目の向きや結び方に注意


渡すときのマナー

  • 両手で持ち、軽く頭を下げて渡す

  • 包みの表面が上を向くようにする

  • 香典袋の包み方が不安でも、丁寧に折って渡す姿勢が大切


包み方で押さえておきたいポイント

  • 中袋はお札を揃えて、折り返しをきれいに

  • 上包みは中心に中袋を入れ、下→上→左右の順で折る

  • 水引は結び方と向きに注意

  • 金額の大小にかかわらず、丁寧な折り方が失礼にならない


まとめ

香典袋の包み方・折り方は、丁寧さと整え方がポイントです。

  • 中袋はお札を揃え、折り返して口を閉じる

  • 上包みは下→上→左右の順で折る

  • 水引をかけ、両手で渡す

少しの手間で、少額の香典でも失礼のない印象を与えられます。
慣れないうちは順序をメモしておくと安心です。

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