結婚祝い、いくら包むのが正解?親族・友人・同僚別の金額相場
「結婚式に招待されたけど、ご祝儀って、いくら包むのがマナーなんだろう…?」
結婚祝いを贈る際、頭を悩ませるのがその金額ですよね。相手との関係性によって相場は変わりますし、失礼のないようにしたいと思うのは当然です。今回は、結婚祝いの金額相場を親族、友人、同僚の3つの関係性別に、わかりやすく解説します。
結婚祝いの基本マナー:慶事の「奇数」
結婚祝いは、割り切れる「偶数」ではなく、**割り切れない「奇数」**の金額を包むのがマナーとされています。「偶数」は「別れる」を連想させるため、結婚というおめでたい席では避けるのが一般的です。
ただし、**「2」や「8」**は「ペア」や「末広がり」として縁起が良いとされ、例外的に許容される場合もあります。しかし、無難なのは奇数です。
1. 親族の場合:関係性で大きく変わる
親族への結婚祝いは、金額の幅が広いです。相手との関係性や、家によって考え方が違うため、事前に親や親戚に相談してみるのが一番確実です。
兄弟姉妹:
相場:3万円〜10万円
兄弟姉妹への結婚祝いは、一般的に高めです。年齢や、自分が結婚した際にいくらもらったかなどを考慮して決めると良いでしょう。
いとこ:
相場:3万円〜5万円
兄弟姉妹ほどではないですが、少し高めの金額を包むことが多いです。
甥・姪:
相場:3万円〜10万円
親御さんの立場になるため、比較的まとまった金額を包む傾向にあります。
2. 友人・知人の場合:招待されたかどうかで変わる
友人へのご祝儀は、結婚式に招待されたかどうかで金額が変わります。
結婚式に招待された場合:
相場:3万円
友人・知人へのご祝儀の相場として、最も一般的で、ゲスト1人あたりの食事代や引出物代を考慮した金額とされています。
ただし、親しい友人複数人で共同でプレゼントを贈るなど、別の方法で金額を調整することもあります。
結婚式には招待されていない場合:
相場:1万円
お祝いの気持ちを伝えるための金額です。高価なものを贈るよりも、気持ちを込めたプレゼントを贈る方が喜ばれます。
3. 職場の同僚の場合:関係性の深さで決める
職場の同僚への結婚祝いは、関係性の深さや、会社の慣例によって相場が変わります。
同僚・後輩:
相場:3万円
友人と同じく、結婚式に招待された場合は3万円が一般的です。
グループでまとめて贈る場合:
複数人で連名でご祝儀を贈る場合は、1人あたり5,000円〜1万円程度が相場です。
上司:
相場:3万円〜5万円
会社の規模や、どれだけお世話になったかによって金額を決めましょう。
まとめ
結婚祝いの金額は、相手との関係性によって適切な金額が異なります。
親族: 事前に相談して金額を決めるのが安心です。
友人: 結婚式に招待されたら3万円が基本。
同僚: 親しさや連名かどうかで調整しましょう。
相場を知ることで、自信を持って結婚祝いを渡すことができます。一番大切なのは、新しい人生の門出を心から祝福する気持ちです。