意外と知らない!結婚式招待状の「返事マナー」完全ガイド
「結婚式の招待状が届いたけど、どうやって返事すればいいの?」
「メッセージ欄には、何を書けばいいんだろう…?」
そんな風に、結婚式招待状の返事マナーに悩んでいませんか?招待状への返信は、新郎新婦にとって、当日の準備を進めるための大切な情報源です。
この記事では、招待状の返信で失敗しないためのマナーと、お祝いの気持ちが伝わるメッセージの書き方を、初心者の方にも分かりやすく解説します。
【基本編】返信マナーの4つのポイント
1. 返信は「2~3日以内」に!
招待状が届いたら、できるだけ早く返信するのがマナーです。遅くても、2~3日以内に返信しましょう。これにより、新郎新婦は安心してゲストの人数を確定できます。
2. 筆記具は「黒のペン」で
返信する際は、黒のボールペンや万年筆を使用しましょう。鉛筆やシャープペンシルは、失礼にあたるため避けましょう。
3. 敬称は「二重線」で消す
宛名に書かれている「行」「宛」などの敬称は、定規を使ってきれいに二重線で消しましょう。そして、その横に「様」と書き直します。
【ポイント】
「寿」の文字で二重線を消す方法もあります。これは「寿消し」と呼ばれ、おめでたい場にふさわしいマナーです。
4. 出欠欄は「消す」のがマナー
招待状の出欠欄にある「御出席」「御欠席」の「御」や「ご」の文字は、二重線で消しましょう。そして、自分に該当する方に丸をつけます。
【実践編】ケース別!メッセージの書き方
招待状のメッセージ欄に、どのような言葉を書けばいいのか悩む方は多いでしょう。ここでは、ケース別のメッセージ例をご紹介します。
ケース1:出席する場合
祝福の気持ちを伝えるメッセージを添えましょう。
【例文】
「この度はご結婚おめでとうございます。喜んで出席させていただきます。お二人の晴れ姿を心より楽しみにしています。」
「ご結婚おめでとう!末永くお幸せに。当日は楽しみにしています!」
【ポイント】
メッセージの中に、句読点(「、」「。」)を使わないのがマナーとされています。これは、「区切り」や「終わり」を連想させるためです。
ケース2:欠席する場合
やむを得ず欠席する場合は、丁寧にお詫びの気持ちを伝えましょう。
【例文】
「ご結婚おめでとうございます。せっかくお招きいただきましたのに、あいにく都合がつかず、欠席させていただきます。お二人の末永い幸せを心よりお祈り申し上げます。」
「ご結婚おめでとうございます!どうしても外せない予定があり、残念ながら欠席させていただきます。また改めてお祝いさせてください。」
【ポイント】
欠席の理由は具体的に書かず、「やむを得ない事情で」「都合がつかず」などと濁すのがマナーです。
【応用編】返信アートの魅力
最近では、招待状の返信ハガキにイラストを描く「返信アート」も人気です。
【ポイント】
相手に合わせる:返信アートをする際は、新郎新婦との関係性や相手の好みを考慮しましょう。
マナーを守る:「寿消し」や敬称の変更など、基本的なマナーを守った上でアートを楽しみましょう。
まとめ:大切なのは、お祝いの気持ち
結婚式招待状の返事マナーは、形式的なものだけでなく、新郎新婦への祝福と感謝の気持ちを伝えるためのものです。
今回ご紹介したマナーを参考に、ぜひあなたの温かい気持ちを込めて返信してください。