入学・卒業祝いの金額相場と贈り方|失敗しないマナーとアイデア
春は入学や卒業など、新しい門出を祝う季節です。親戚や友人、職場の人に贈る際、「いくら包めばいいの?」「現金以外でも大丈夫?」と悩む方も多いでしょう。今回は、入学・卒業祝いの金額相場や贈り方のマナー、おすすめの贈り方アイデアを詳しく解説します。
1. 入学・卒業祝いの金額相場
(1)親・祖父母から贈る場合
-
小学校入学:5,000〜1万円
-
中学校・高校入学:1〜2万円
-
大学・専門学校入学:1〜3万円
-
卒業祝い(高校・大学):1〜3万円
(2)親戚・知人から贈る場合
-
小学校入学:3,000〜5,000円
-
中学校・高校入学:5,000円前後
-
大学入学や卒業:5,000〜1万円
(3)友人・同僚・職場関係
-
学生の友人や同僚:3,000〜5,000円
-
部下や後輩:5,000円前後
ポイント:金額は相手との関係性や地域の慣習によって変わるので、周囲の人の相場を参考にすると安心です。
2. 贈り方のマナー
(1)のし紙・表書き
-
表書き:「入学御祝」「卒業御祝」
-
水引:紅白の蝶結び(何度あってもよいお祝いに適している)
-
のし紙は金額がわからないように内側に入れる場合も多いです
(2)現金で贈る場合のポイント
-
新札を用意する(銀行で交換可能)
-
中袋に金額と名前を記入
-
封筒はポチ袋や祝儀袋を使用するのが一般的
(3)品物で贈る場合
-
文房具セットやランドセル(小学生向け)
-
名入れグッズやバッグ、時計(中高生・大学生向け)
-
電子辞書やPC周辺機器(高校・大学入学祝いに人気)
-
注意点:相手の好みや学年に合わせて選ぶこと
3. タイミングと渡し方
-
入学祝い:入学前〜入学式当日まで
-
卒業祝い:卒業式後、春休み前まで
-
渡す際は、直接会える場合は手渡し、難しい場合は郵送でもOK
-
メッセージカードを添えると、より気持ちが伝わります
メッセージ例
-
「ご入学おめでとうございます。新しい学校での毎日が楽しいものになりますように」
-
「ご卒業おめでとうございます。これからの新しいステージでの活躍を応援しています」
4. 現金と品物のどちらがいい?
-
親戚や親しい友人には現金:自由に使ってもらえるので喜ばれやすい
-
品物は親しい関係や特別感を出したいとき:名入れや実用的なものが人気
-
ポイント:高額すぎない、相手が使いやすいものを意識することが大切
まとめ
入学・卒業祝いは、金額相場やマナーを押さえるだけでスマートに贈れるお祝いです。
-
金額は関係性に応じて調整
-
現金・品物どちらでも、相手の立場に合わせる
-
メッセージやタイミングを意識して、喜んでもらえる贈り方を選ぶ
これで、新生活や新しいステージへの応援の気持ちを、しっかり伝えられます。