「初めての葬儀」で焦らない!持ち物チェックリストからマナーまで徹底解説
突然の訃報に戸惑っていませんか?
大切な人との突然のお別れ。心の準備ができないまま、葬儀に参列することになるのは、とてもつらいことです。初めての葬儀だと、「何を持っていけばいいの?」「どんな服装で行けばいいんだろう?」と、不安や疑問がたくさん出てきますよね。
この記事では、そんなあなたの不安を少しでも和らげられるように、葬儀に持っていくべき持ち物から、忘れがちなマナーまで、分かりやすくご紹介します。これさえ読めば、いざという時でも慌てずに、故人との最後のお別れを心穏やかに迎えられますよ。
葬儀に必須の「これだけは!」持ち物チェックリスト
まずは、絶対に忘れてはいけない持ち物をチェックしていきましょう。これらを基本として準備すれば、まず困ることはありません。
1. 香典(こうでん)
故人への弔意を示すためのお金です。裸のまま持っていくのではなく、必ず**不祝儀袋(ぶしゅうぎぶくろ)**に入れて持参しましょう。金額は故人との関係性や、あなたの年齢によって異なりますが、無理のない範囲で心を込めることが大切です。
2. 袱紗(ふくさ)
香典袋を包むための布です。香典袋を汚したり、折れたりするのを防ぐだけでなく、相手への敬意を示すための重要なマナーです。弔事用の紺や紫、緑などの落ち着いた色のものを選びましょう。
3. 数珠(じゅず)
仏式の葬儀では、数珠を手に持つのが一般的なマナーです。自分の宗派のものがあればそれを使いますが、宗派を問わない略式の数珠でも問題ありません。数珠は、貸し借りするものではないとされているので、自分のものを持参するようにしましょう。
服装や身だしなみも大切な「持ち物」
葬儀では、服装も大切なマナーの一つです。故人やご遺族に敬意を払い、落ち着いた装いで参列しましょう。
4. 喪服(もふく)
男性はブラックスーツ、女性はブラックフォーマルが基本です。急な場合は、黒やグレーなどの地味な色のスーツやワンピースでも問題ありません。
5. 黒い靴・バッグ
靴やバッグも黒で統一するのが基本です。金具や装飾が少ない、シンプルなデザインのものを選びましょう。
6. ハンカチ
涙を拭ったり、急な汚れを拭いたりするために持っておくと安心です。白か、地味な色のものを選びましょう。
7. ストッキング
女性は、黒のストッキングを着用します。寒い日でも肌色のストッキングやタイツはマナー違反とされているので注意が必要です。
忘れてしまいがちだけど、あると便利なアイテム
ここからは、必須ではないけれど、あると「持ってきてよかった!」と感じる便利なアイテムをご紹介します。
8. 小さなトートバッグ
靴を脱いで上がるお寺などでは、脱いだ靴を入れるための袋があると便利です。また、寒い季節にはコートを一時的に入れるためにも役立ちます。
9. 携帯スリッパ
式場によっては、スリッパが用意されていますが、履き慣れたものの方が足元が楽です。
10. 予備のマスク
特に最近では、マスクを着用して参列することが増えています。予備のマスクを1枚持っていると、汚れたり破れたりした時でも安心です。
葬儀の持ち物チェックリストまとめ
いかがでしたか?
初めての葬儀は、誰でも緊張するものです。でも、事前にしっかりと準備をしておけば、心に少し余裕が生まれます。
今回ご紹介した**「香典」「袱紗」「数珠」**は特に重要な持ち物です。もし手元にない場合は、コンビニや葬儀場で販売されている場合もあるので、落ち着いて対応しましょう。
このチェックリストが、あなたの大切な方とのお別れを、心穏やかに迎えるための一助となれば幸いです。